こんにちは、逍遙館です。
5/23(月)から6/3(金)の2週間、
ゲームを解きながら、
京都大学図書館検索システム”KULINE”の使い方をマスターする、
吉田南総合図書館ゲームイベント”KULINE QUEST"を
開催しました。
はじめの予定では5/27まででしたが、その後1週間延長 ♪♪
(ロビーでしおりを取って裏側のクイズからスタート!)
妙に熱気にあふれた去年の脱出ゲーム「KULINEのつぼ」とは
うってかわって、静かな雰囲気。
一人で参加されてる方が多かったようです。
グループ参加もOKだったのですが・・・。
脱出ゲームはみんなでワイワイやって、
今回はRPGっぽいから一人で・・・という感じでしょうか。
修了者は14名。
学部生から職員まで、ご所属もさまざま、
幅広く参加してくださいました。ありがとうございます。
ロビーでしおりを取って、裏の問題をクリアしたら、
カウンターで本問題の冊子がもらえるのですが、
しおりを持って行った数から考えると、冊子を取りに来た人が
少なかったような・・・?
去年の導入問題が難しかったので、
今年はハードルを下げてみようと思ったのですが、
下げすぎてしまったのでしょうか・・・ (^△^;)
あるいは本当に解らなかった???
各問題の解題については、次回「その2」でじっくりお話するとして、
今回は、修了者アンケートで「難しかった」人の多かった、
「雑誌」について少々。あと、ついでの質問で「KURENAI」って
何ですか?と訊かれたのでお答えします。
問7の雑誌に関するもろもろのことは、
KULINE上方のバーの「図書館・室一覧」から
吉田南総合図書館のHPに飛んでいただいて、
「サービス」→「貸出・返却・更新・予約」で貸出などのルールを確認、
フロアマップで雑誌がどこにあるかを調べ(1FとB2書庫・南棟1)、
そして実際に1Fの雑誌コーナーを眺めてみる、ことが必要でした。
雑誌をよく借りる人でなければ、
ちょっとマニアックな問題だったかもしれません。
もう一つ、
KURENAI(Kyoto University Research Information Repository)って何?
という質問についてですが、
これは、京都大学で毎日創造される研究や教育の成果
(学術雑誌や紀要に載った論文、学位論文など)をWeb上で
公開しているものです。
機関リポジトリと言って、多くの大学や研究機関でも提供されています。
京都大学では2006年から図書館機構が運営、
すでに昨年度末で収録論文14万1千件、紀要200誌を数えていて、
大変な勢いで増えています。
昨年度1年間で391万件以上の論文がダウンロードされたとのこと、
利用されていますね~。
KURENAIでは、論文タイトル、著者、日付などで検索できるし、
研究科ごとに出している紀要の名前から探していくこともできます。
みなさんのパソコンから自由に見ることができるので便利です。
ぜひ利用してみて下さい。
次回はみなさんお待ちかねのクイズの解題と問題作成うらばなしです。
(実はデジタルサイネージにも力作アニメーションをのっけてました。お気づきでしたか?)
(mm)/