こんにちは。逍遥館です。
4月のおすすめDVDセレクト担当のAが、当初思いついたテーマは『ふるさと』でした。
先月のミーティングにて。
A「来月のDVDのテーマは『ふるさと』にしようと思うんです。」
同僚「…京都にやってきた新入生さんを、さっそくホームシックにするつもりですか?」
同僚「それやったら、京都が舞台のDVDも入れて『ふるさとと京都』にしたらどうですか?」
(σ゚∀゚)σ ソレダッ!!!
なんとも適切な助言をいただきまして、無事4月のテーマが決まりました!
『ふるさと きょうと』
韻を踏んでおります。
そのラインナップは以下の通り。
■ふるさと
◎ニュー・シネマ・パラダイス (ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品)
映画に夢中になるトト少年が印象的。郷愁と映画への愛にあふれた作品です。
◎初恋のきた道 (チャン・イーモウ監督作品)
チャン・ツィイー出世作。中国農村部を舞台にピュアな恋を描いた映画です。
◎田舎の日曜日 (ベルトラン・タヴェルニエ監督作品)
パリ郊外に暮らす老人のところに、息子夫婦・孫たちが遊びにやってきます。淡々と描かれる幸せな休日、そして。
◎となりのトトロ (宮崎駿監督作品)
日本人のふるさとイメージといえば、これ!と思っています。
◎Volver-帰郷- (ペドロ・アルモドバル監督作品)
故郷に帰ったら、亡くなったはずの母が生きていた!?女性三世代の葛藤と和解を描いた映画です。
■きょうと
◎四季に咲く京都三大祭 (京都新聞出版センター編)
京都三大祭<祇園祭、葵祭、時代祭>を見に行く前に、予習にどうぞ。
◎祇園囃子 (溝口健二監督作品)
京都の花街・祇園の芸姑とそれを取り巻く人々を描いた映画です。
◎宗方姉妹 (小津安二郎監督作品)
古風な姉と進歩的な妹、隠居した父の住む京都。京都の山はおしるこ色?
◎パッチギ! (井筒和幸監督作品)
京都を舞台にした日本と朝鮮学校の高校生の青春映画。鴨川デルタがでてきますよ。
◎寅次郎あじさいの恋 (山田洋二監督作品)
寅さんシリーズ29作目は京都が舞台です。
◎羅生門 (黒澤明監督作品)
原作は芥川龍之介「藪の中」。当事者たちの言ってることが食い違う、有名な映画です。
『ふるさと』の映画には、イタリア・中国・フランス・日本・スペインの作品が並びました。郷愁は世界共通ですね。
そして、みなさんの京都での学生生活も、かけがえのない思い出になりますように。
(A)