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今日も逍遥館 ~ 京都大学吉田南総合図書館のブログ ~

京大吉田南総合図書館にまつわる日々の話をスタッフが気の向くまま紹介するブログです

潜入ルポ:グレートブックス講演会

グレート・ブックス イベント

こんにちは、逍遥館です。

 

去る1月28日、「グレート・ブックスと私 第2回 グレート・ブックス講演会」を行いました。(事前のお知らせはこちら

すっかりおなじみになった「グレート・ブックス読書会」とは趣を変え、講師をお招きしてグレート・ブックスとご自身の専門を交えてお話していただく、というこの催し。前回は、2014年夏に俳人の佐藤文香氏をお招きし、『子規になりきる!百万遍句会』を開催しました。

yoshidasouthlib.hatenablog.jp

そして第2回目の今回は、人間・環境学研究科の安部浩先生 をお迎えしての講演会。

お題は『老子・萩原朔太郎』です。

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決して「”老師” 萩原朔太郎」ではありません。

 

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当日は学部生の方を中心に15名の参加があり、終始和やかな雰囲気のなか、会がすすめられました。

お話は安部先生の幼少期、幼稚園の頃の記憶から始まって、青年期まで。人生の色々なステージと老子や朔太郎の言葉、またさまざまな思想、概念とをオーバーラップさせて振り返る、というものでした。

たとえば、早くも生きることに徒労感を感じた幼稚園時代は「五蘊盛苦」(ごうんじょうく。仏教で説く四苦八苦の一つ。生きているだけで次々と苦しみが湧き上がってくること)を実感したのだった、など(早熟ですね!)。

 

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 最後には質疑応答もおこない、盛会のうちに終了しました。

安部先生、ご参加のみなさん、どうもありがとうございました!

 

さて、ご参加のみなさんは先生のお話、そしてグレート・ブックスにどんな感想を抱かれたのでしょう。みなさんのアンケートを拝見すると…

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・ちょうど考えていたこととリンクする部分があり、大変興味深く、考えさせられる内容でした。
 先生ご自身の関心との関連で本を紹介していただけたのが良かったです。

・萩原朔太郎と老子との関連という視点は新鮮で面白かった。

・生き方に関わるお話が聞けたように思えて良かった。

・面白かったです。先生のお話に共感するものが多くありました。

・それほど詩には興味を持ってはいませんでしたが、今回のお話を聞いて少し詩も読んでみようと思いました。

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 みなさん先生のお話に共感されたり触発されたりしたようですね。

 

 潜入ルポ、というほど詳しく書けなかったのですが、何と言っても驚いたのは安部先生の縦横無尽な引用の数々。人生のステージと老子や朔太郎の言葉、またさまざまな思想、用語が、そんな風にリンクするのか、と感銘をうけました。グレート・ブックスと自身の人生がリンクする、そんな瞬間を体験したいものですね。そのためには、とにかく古今東西のいろいろな名著に触れてみることでしょうか。。

 

さてさて、現在逍遥館では、グレート・ブックスコーナーにポップ展示を設置中!先生方の書評とともに紹介しています。これを機会に、ぜひ名著を手に取ってみてくださいね。

 

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最後はちょっと宣伝でしたが(ゴメンナサイ)、今年度も読書会や様々なイベントを企画しますね。グレート・ブックスコーナーをどうぞよろしくお願いします♪ 

(R)

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