こんにちは、逍遥館です。
秋の大返却祭り真っ最中ですが、今日は当館の「選書」について、少しご紹介します。
9月、夏も終わりかけ。エアコンが故障*1し、利用者の方もまばらな図書館。そんなある日、中の人は大量の出版カタログと格闘していました(;ω;)
……出版カタログ。それは、図書館になくてはならないもの。
図書館には、出版社さんや書店さんから様々な出版カタログが送られてきます。毎週発行された本を網羅した新刊カタログもあります。
そうした出版案内から、図書館にふさわしい本を選び出すのも職員の大事なお仕事!
例えば。毎週、こんなカタログが届きます。
(株)図書流通センターさんの「週刊新刊全点案内」を活用させていただいてます。”毎週”ってとこがミソですな。
厚さ約1cmです。充実!
中身は本の紹介だけ!毎週こんなに出版されてるんですね!
選書担当者がチェックし、気になる本にフセンを貼っていきます。
チェックが終わったら発注し、到着を待ちます。
本、キター!
確認中。チェックポイントはいろいろ!
本が届いたら、担当者で確認します。
「参考文献リストがしっかりついてますね。」
「これはぜひ学生さんに読んでほしいですね!」
そんな意見を交わしながらの作業です。
そして、夏のある日。いつもの毎週カタログとは別に、こんなカタログの束が回ってきました。
どどーん
中身はもちろん、本、本、本!!
さすがに、これだけ大量になるとホネが折れます。
ゼエゼエ… フセンの数だけ強くなれるよ…
やっと全部チェックできました!あとは発注担当者の腕の見せどころ。選定状況を確認し、予算をみながら発注してきます。次はどんな本が納品されるでしょう。楽しみに待ちたいと思います。ああ、一仕事終えたこの解放感がたまりませんね!
ん? にこやかにほほ笑みながら、整理担当*2さんがやってきました。
「すみませーん、次、これお願いしまーす♪」
すみませーんって、えと…
今度は洋書のカタログチェックですって?
ガーン
(R)