今日も逍遥館 ~ 京都大学吉田南総合図書館のブログ ~

京大吉田南総合図書館にまつわる日々の話をスタッフが気の向くまま紹介するブログです

脱出ゲームをやってみよう<後編>

<前回までのあらすじ>
例年のKULINE講習会に代わるものとして、たくさんの方に
参加してもらえるよう企画した吉田南総合図書館脱出ゲーム
「KULINEのつぼ」。これなら地下書庫のダンジョン感もいかすことが
できるはず!そして我々は企画案をある人に見てもらうことに…。

 

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こんにちは、逍遥館です。

 

謎作りに挑戦し、なんとか完成させた企画案。
実は我々には、ぜひ開催前に見てもらいたい方がいました。
そのお方とは、そう、大学院人間・環境学研究科ご所属の東田大志さん。
皆さんご存知「ビラがパズルになっている」方です。

 

東田さんには以前図書館報「かりん」にパズルをご寄稿いただいた
こともあり、謎をチェックしてもらうならこの人しかいない!と
早速アタック。ありがたいことにご快諾いただき、お返事を待つこと数日。
太鼓判をいただけたことから、我々は最高のモチベーションで開催日を
迎えたのでした。

 

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「KULINEのつぼ」冊子裏面。東田さんにお名前を載せたいと伝えたところ、
「ちょっとだけ協力:ビラがパズルの人(東田大志)」でとお返事いただき…
最終的に上記のようになりました(笑)ユーモア溢れるステキな方です。

 

ところが、物事ってそううまくいかないものです。
初日、脱出成功者ゼロ。2日目、やっぱりゼロ。焦る担当者。
でも、梅雨の晴れ間の3日目、とうとう脱出成功者が出ました!
(以後、成功者よりテンションが高いスタッフが成功をお祝いする光景が
たびたび目撃されることになりました)。中盤からは参加者も増え始め、
開催期間も3日間延長しました。最終的には挑戦者94名、脱出成功者19名で、
脱出成功率はおよそ20%という結果となりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

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感想を書いていただきました

 

当館では初めての試みだった脱出ゲーム。「楽しかった」という
嬉しいコメントを多くいただいた反面、「ここは分かりづらい」という
ご意見もいくつかいただきました。この反省をいかして、また次の
ゲームイベントにつなげられたら…と密かに目論む担当者なのでした。(O)

 


おまけ
どんな謎だったのか、プロローグ部分だけ公開です(すぐ下に答えあり)。

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↑ クリックすると拡大します 

 

答え

ウゴウリヨウ KULINE画面からの抜き出し問題。
②アカント 当館のTwitterをさりげなく宣伝。Follow me!
③ヨシミナミ 当館のKULINEでの略称。
④クライ KULINEの読み方。PINKとBLUEの数字の順番に着目!
シダシ Volume、Week、Monthの頭文字に注目!
⑥クハク キーワード検索は、空白(スペース)を使いこなそう。
⑦ブコ 当館には新書・文庫コーナーがあります。
⑧アスリスク KULINE蔵書検索で便利な記号その1。
⑨シャプ KULINE蔵書検索で便利な記号その2。


→以上から導き出せるキーワードは「ソウダンカウンター

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