今日も逍遥館 ~ 京都大学吉田南総合図書館のブログ ~

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「15分で学ぶ!文献リスト作成術 -文献管理ツールRefWorksの使い方を中心に-【文献整理講習会】」を開催しました

こんにちは、逍遥館です。

 

当館の卒論・修論応援キャンペーンとタイアップして、文献管理ツールRefWorksの講習会を開催しました。

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レポート程度なら参考文献・引用文献リストの作成も手打ちでできますが、膨大な参考文献・引用文献を扱うようになると、整理や管理に困ってきますよね。

 

そこで、登場するのが文献管理ツール*1

RefWorksのほかには、EndNoteMendeleyが有名です。

 

文献管理ツールを利用する利点は以下の通り。

(利点その1)

KULINEやCiNii、Web of ScienceやGoogle Scholarなどのデータベースから、文献情報を取り込んでくれるので、手打ちしなくてもいい!

(利点その2)

文献情報を蓄えておけて、テーマごと・論文ごと等にタグをつけて整理できる。

(利点その3)

文献リストで使用するスタイルに合わせて、文献情報を出力できるので整形がとってもラク!

(利点その4)

Webベースのものなら、ネット環境さえあれば、いつでもどこでも利用できる。

 

昨年までは実習付の90分講習会にしていたのですが、より多くの方に気軽にご参加いただけるよう、15分に詰め込んでみました。スライドもたいがい詰め込みすぎです…。

 

 RefWorksを提供しているサンメディア社のホームページには、ユーザーガイド等掲載されていますので、ご参照ください。

 

講習会は、スライド通りだと15分に収まらず、ガイダンス資料のWrite-N-Cite*2の説明はさらっと流しています。

Write-N-Citeについては、お使いのPC環境によって上手く動かないことがあり、悩みの種です。これが使えないとRefWorksの一番の利点が......(ry

 

ともかく、文献管理ツールを使い始めて慣れていただくと、卒論・修論・博論執筆時に助かると思うのです。

どうぞお見知りおきを―。

(A)

*1:論文執筆に必要な文献をオンラインで蓄積・管理し、論文の引用文献リストを簡単に作成することが可能な、文献管理・論文執筆支援ツールです。詳細はこちらを。

*2:RefWorksが提供する、Word上で引用文献リストを作成できるソフトウェア

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