今日も逍遥館 ~ 京都大学吉田南総合図書館のブログ ~

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DVD2月のおすすめは「アモーレ・イタリア」

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こんにちは、逍遥館です。

2月のおススメDVDのテーマは「アモーレ・イタリア」

愛の国イタリアが舞台となった映画をご紹介します。

 

ライフ・イズ・ビューティフル

イタリアトスカーナ地方から始まる物語ですが、後半はナチスの収容所と一転。

それでも監督・脚本・主演を務めたロベルト・ベニーニの「人生は素晴らしい」というメッセージが心に爽やかに伝わってくる作品です。

 

イタリアはカトリックの国ですから、宗教的な題材に取り上げられることも多いですね。

薔薇の名前

ウンベルト・エーコ原作の作品を映画化、中世の北イタリア修道院が舞台です。

この修道院の図書館はすごいですね、迷宮図書館です。

 

ブラザー・サン・シスター・ムーン

恩田 陸さんの小説ではありません。

イタリアの中部アッシジの聖人フランチェスコの半生を描いた作品。アッシジは今もキリスト教の巡礼地です。

 

水の都ベニスではこんな映画いかがでしょう。

ベニスに死す

美少年とマーラーの曲とベニス・・・芸術的であります。

原作はトーマス・マン、岩波文庫にあります

 

シチリア島(長靴のさきっぽの島です)を舞台にシチリア出身の監督が撮った作品を二つ

ニュー・シネマ・パラダイス

ラストシーンは本当に素敵です。映画好きで良かった、と自己満足に浸ります。

 

マレーナ

こちらはちょっと甘酸っぱい少年の恋のお話。

 

最後は首都ローマ

自転車泥棒

ヴィットリオ・デ・シーカの代表作

第二次世界大戦直後のローマ、仕事に必要な自転車を盗まれてしまい、

息子と歩き回って自転車を探す物語

戦後の貧しい庶民の暮らしが白黒のフィルムに映し出されます。

 

ローマの休日

ローマの名所旧跡をロマンチックに案内してくれるこの映画

オードリーの王女様とだぶらせて、ローマのあちこちを訪れ同じ事をしてみたくなります。スペイン広場でアイスクリーム食べてみたいですね。

 

他にもフィレンツェが舞台の「冷静と情熱のあいだ」「眺めのいい部屋」などいかがでしょう?

(残念ながら当館にはありませんでした)

 

「アモーレ」と行った割には恋愛映画が少なかったですね(汗)

ただいま春休み中につき、吉田南総合図書館は比較的空いております。

イタリアと言わずに、この機会にDVDで世界を廻ってみてはいかがでしょう?

 ご来館おまちしております。

(S)

 

 

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